ノルウェー語講師・青木順子さんのエッセイ > 2011 > 11月
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息を大きく吸って~!

9月からTwitterを始めました。
マイペースでやっていますが、フォロー&フォロワーとも3ケタになりました(あ、でもまだまだ少ないですよ)。北欧関係のtwitterを多くフォローしているので、いろいろ勉強になったり、情報収集になったり役立っています。
私もノルウェーやノルウェー語について、時々、tweetしています。すると、私にとってはすごく基本的なことが、反応があったりして、驚いています。
例えば、ノルウェー語で「yes」に相当する「Ja」(ヤー)と言う時、ノルウェー人は息を吸うことがあります。息を吸いながら「ヤー」っと言ってみてください。これであなたのノルウェー語はネイティブ度がぐっとUPします。
これって、私は語学書にも書きましたし、ノルウェー語のイベントやレッスンでもお話していて、正直、「またこの話題?」と思われるかなぁと心配してtweetしたのですが、意外や意外、「そうなんですか?」的な反応がありました。そこで改めて、「案外、基本的なことが知られていないのかも」と思った次第です。
で、この「息吸いja」なんですが、「どうして息を吸うの?」とノルウェー人に尋ねてみても、答えられる人には会ったことがありません。
昨日もこのエッセイを書くにあたり、もう一度念を入れ、ノルウェー人に確認してみました。でも彼女は、「そんなこと・・・・考えたこともなかった!」。そうなんです、これが一般的な答えです。そもそも息吸いjaが外国人から奇異に思われていることも知らないノルウェー人たち。指摘すると、「あ、そうね、確かに息吸っているけど。でもなぜこんなことしているのか分からない」というのが共通した反応です。

この人たちも息吸う?

この人たちも息吸う?

でもこれを聞いた外国人は一様に、「え?どうしちゃったの?」とびっくり。
私も初めてこれを聞いた時はすごく昔ですが、「え~??なになに?」と理解できませんでした。それ以降、この息吸いjaは興味の対象になっています。

外相でも吸うのかな?

外相でも吸うのかな?

この息吸いjaを聞くと、「あ~ノルウェーに来たなぁ」と目を細める私。
すでにオスロへの乗り換え飛行機で「ja!」(息吸い)を耳にして、「やってるやってる」とこっそり笑い。そしてノルウェー人と話す時は、私も無意識のうちに、息を吸って「ja」と言っています。

普通に息吸ってます!

普通に息吸ってます!

この息吸いjaは、最初は抵抗あるかもしれませんが、一度慣れてしまうと実は、簡単。特に相槌だけで大きな意味を持たない場合は、ただ息を吸っていればいいので、楽ちんですよ。

録音中につき息は吸わないで!

録音中につき息は吸わないで!

10月にノルウェー人のアテンドをしましたが、1日一緒にいて段々、疲労がたまってくると会話も、「ja(息吸い)、ja(息吸い)」とほぼこれだけで乗り切れました。まるで倦怠期の夫婦の会話のような・・・。
もとい、耳を澄ませれば、デンマーク、スウェーデン、アイスランドでも息吸いjaは耳にしました。情報によれば、フィンランドでもあるそうです。
決してあちらの語学書には、「息を吸いながらjaと言う」とは書いてありません。
それだけ余計に神秘さをまとい、探究心はあおられます。
さぁあなたも、まずは息を大きく吸って、「ヤー」と言ってみて下さい。はい、これがネイティブへの道です。簡単ですよね?

言語学者ですが、何か?

言語学者ですが、何か?

Twitter始めました!ノルウェーのことおしゃべりしましょう♪フォローをお待ちしています。

http://twitter.com/#!/norwayyumenet

9月からTwitterを始めました。

マイペースでやっていますが、フォロー&フォロワーとも3ケタになりました(あ、でもまだまだ少ないですよ)。北欧関係のtwitterを多くフォローしているので、いろいろ勉強になったり、情報収集になったり役立っています。

私もノルウェーやノルウェー語について、時々、tweetしています。すると、私にとってはすごく基本的なことが、反応があったりして、驚いています。

例えば、ノルウェー語で「yes」に相当する「Ja」(ヤー)と言う時、ノルウェー人は息を吸うことがあります。息を吸いながら「ヤー」っと言ってみてください。これであなたのノルウェー語はネイティブ度がぐっとUPします。

これって、私は語学書にも書きましたし、ノルウェー語のイベントやレッスンでもお話していて、正直、「またこの話題?」と思われるかなぁと心配してtweetしたのですが、意外や意外、「そうなんですか?」的な反応がありました。そこで改めて、「案外、基本的なことが知られていないのかも」と思った次第です。

で、この「息吸いja」なんですが、「どうして息を吸うの?」とノルウェー人に尋ねてみても、答えられる人には会ったことがありません。

昨日もこのエッセイを書くにあたり、もう一度念を入れ、ノルウェー人に確認してみました。でも彼女は、「そんなこと・・・・考えたこともなかった!」。そうなんです、これが一般的な答えです。そもそも息吸いjaが外国人から奇異に思われていることも知らないノルウェー人たち。指摘すると、「あ、そうね、確かに息吸っているけど。でもなぜこんなことしているのか分からない」というのが共通した反応です。

でもこれを聞いた外国人は一様に、「え?どうしちゃったの?」とびっくり。

私も初めてこれを聞いた時はすごく昔ですが、「え~??なになに?」と理解できませんでした。それ以降、この息吸いjaは興味の対象になっています。

この息吸いjaを聞くと、「あ~ノルウェーに来たなぁ」と目を細める私。

すでにオスロへの乗り換え飛行機で「ja!(息吸い)を耳にして、「やってるやってる」とこっそり笑い。そしてノルウェー人と話す時は、私も無意識のうちに、息を吸って「ja」と言っています。

この息吸いjaは、最初は抵抗あるかもしれませんが、一度慣れてしまうと実は、簡単。特に相槌だけで大きな意味を持たない場合は、ただ息を吸っていればいいので、楽ちんですよ。

10月にノルウェー人のアテンドをしましたが、1日一緒にいて段々、疲労がたまってくると会話も、「ja(息吸い)ja(息吸い)」とほぼこれだけで乗り切れました。まるで倦怠期の夫婦の会話のような・・・。

もとい、耳を澄ませれば、デンマーク、スウェーデン、アイスランドでも息吸いjaは耳にしました。情報によれば、フィンランドでもあるそうです。

決してあちらの語学書には、「息を吸いながらjaと言う」とは書いてありません。

それだけ余計に神秘さをまとい、探究心はあおられます。

さぁあなたも、まずは息を大きく吸って、「ヤー」と言ってみて下さい。はい、これがネイティブへの道です。簡単ですよね?

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